金子昭会員の連載エッセイ「キルケゴールで読み解く21世紀」が、『グローカル天理』に掲載されました。
第30回(最終回)2021年3月号「永遠と不滅性に向き合い、時間性と歴史の中を生きる」
なお、過去の記事は次の通りです。
第1回 2018年10月号「現師と幻師をめぐる受け取り直し」
第2回 2018年11月号「英語帝国主義時代の学術言語—研究と発信の逆説」
第3回 2018年12月号「万人向けでない単独者の生涯、万人に向けた単独者の過日」
第4回 2019年1月号「「心と体」と「霊と肉」—翻訳を通じて見えてくる、もう一つの「あれか、これか」」
第5回 2019年2月号「キルケゴールは自分のために読め—そしてキルケゴールと対話せよ」
第6回 2019年3月号「「お試し」セットの信仰か、飛躍による単独者の信仰か—信仰の逆説を問う」
第7回 2019年4月号「サイバー空間における「分身の術」と生身の人間」
第8回 2019年5月号「表と裏が反転しあう弁証法的世界」
第9回 2019年6月号「異端ではなく破綻となる悲劇ーその宗教的混乱を超えて」
第10回 2019年7月号「幸せは現在に生きること—キルケゴールの幸福論」
第11回 2019年8月号「心理学・倫理学・教義学による反復=出直しの三重奏」
第12回 2019年9月号「『ひとりぼっちのテーマソング』単独者とは」
第13回 2019年10月号「悪魔的なもの—人間倫理の無力さと救い—」
第14回 2019年11月号「意志から意志へ—シュヴァイツァーとキルケゴールにおける宗教的真理—」
第15回 2019年12月号「神との関係、社会との関係からテクノロジーとの関係へ」
第16回 2020年1月号「誰もが単独者なのは誰もが同じ人類の一員だから」
第17回 2020年2月号「最も不幸な者は最も幸福な者—自由なるがゆえのパラドックスー」
第18回 2020年3月号「研究倫理と伝記的研究—カフカとキルケゴールの場合」
第19回 2020年4月号「「実存の三段階説」再考ー実存の哲学的人間学のためにー」
第20回 2020年5月号「深淵を覗く—人間における不安と自由と可能性とは」
第21回 2020年6月号「倫理学の学問的境位と不条理を前にした人間的自由」
第22回 2020年7月号「宗教間対話と信仰内対話—ブーバーとキルケゴール」
第23回 2020年8月号「思想の普遍性と特殊性の逆説的関係」
第24回 2020年9月号「和辻哲郎—キルケゴールの”卒業生”」
第25回 2020年10月号「孤独—カフカとキルケゴールの場合」
第26回 2020年11月号「オンライン上のキルケゴール—電脳空間の中の哲学」
第27回 2020年12月号「研究者・学者・知識人―“学問航路の諸段階”」
第28回 2021年1月号「現実性と可能性—コロナ禍の中でキルケゴールを読む」
第29回 2021年2月号「生命倫理とキルケゴールー逡巡と規範、逡巡と決断ー」